お知らせ

※3月より接骨院を併設した鍼灸マッサージ院として新たに開設準備に入ります。それに伴い営業時間帯が変更になります。追ってご案内申し上げます。

 

※当院は、完全予約制で訪問施術のみ

 行っております。

 

※木曜、日曜、祝日は休業です。

節分前の二日灸。来る春そして夏に備えて…

 節分…季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊払いの行事。

 

 豆まき…「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願う。まいた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わし。

 

 立春の前日の節分、およびその日に行われる伝統的な行事だが、大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークである。

 

※画像と文章はWikipediaより転載

 

 実は、節分の前日、すなわち立春の前々日の今日、古来より二日灸と呼ばれる歳時灸が保健養生法として長く伝承されてきました。歳時灸はこの他に、二十日灸、寒灸や土用灸などと呼ばれるものがあり、いずれも保健養生法として長く伝承されてきました。二日灸は二月二日と八月二日の両日行われ、二十日灸は一月二十日の小正月に行われました(寒灸や土用灸については以前に紹介させていただきましたね)。

 

 東洋医学においては、自然界の五季(春、夏、土用、秋、冬)と人体との調和が崩れた時、五季の自然の気は五悪となり、これは発病の原因、風邪、暑邪、湿邪、燥邪、寒邪と呼ばれる邪気に変わり体を侵襲します。天候が悪化、すなわち暑さや寒さ、湿気や乾燥が強くなったり、寒暖差が激しい時など、それに体の自律機能の調整が追い付かずに不調が生じます。東洋医学では、その時期にのみ注意するだけでは不十分だと考えます。夏病冬治あるいは冬病夏治という考え方です。寒い時期にお灸をするのは、寒邪をやっつけるためだけでなく、暖かくなる春さらには夏の邪気に負けない予防もする事になるという理屈です。寒の間にお灸をすると、倍の効果がありお得ですよ。神厥、中脘、命門、気海、足三里、三陰交、涌泉などのツボへのお灸が有効です。お試しあれ!